

抗がん剤感受性検査とは
犬や猫のがん治療では、手術による摘出、抗がん剤治療、放射線治療など、がんの種類や発生部位、進行度、動物の状態に合わせて治療方法を選択します。
その中でも抗がん剤治療は、手術後の再発予防や、複数箇所にがんが認められる場合など、重要な治療の選択肢のひとつです。
しかし、抗がん剤の効果は、がんの種類や性質、個々の動物の状態によって異なります。そのため、実際に治療を開始するまで、どの抗がん剤が効果を発揮するのか判断が難しいケースもありました。
そこで活用されるのが抗がん剤感受性検査です。
抗がん剤感受性検査の仕組み
抗がん剤感受性検査とは、採取したがん細胞を培養し、複数の抗がん剤を作用させることで、がん細胞への効果を評価する検査です。
治療開始前に、どの抗がん剤が効果を示す可能性が高いかを確認することで、その子に合わせた治療方針を検討する際の参考になります。
また、効果が期待できる可能性の低い薬剤を避ける判断材料となり、治療選択や副作用への配慮にも役立ちます。
※抗がん剤感受性検査は、すべての症例で治療効果を確実に予測できるものではありません。
あくまで、どの抗がん剤が有効である可能性が高いか、低いかを判断するための検査です。最終的な治療方針は、検査結果と動物の状態を総合的に判断して決定します。
適用される主な腫瘍
- 悪性上皮性腫瘍(乳腺がん、泌尿器がんなど)
- 悪性メラノーマ
- 軟部組織肉腫
- 血管肉腫
- 組織球肉腫
- 悪性リンパ腫
- 肥満細胞腫
- 中皮腫
など
検査に使用できる材料
- 生検などで採取した生組織
- 尿沈査
- 胸水、腹水
- その他、生存した腫瘍細胞を含む検体
抗がん剤治療で悩まれている飼い主様へ
「抗がん剤が本当に効果があるのか不安」
「できるだけ負担の少ない治療を選びたい」
「副作用への不安から治療を迷っている」
このようなお悩みをお持ちの場合は、一度ご相談ください。
抗がん剤感受性検査を活用し、その子の状態に合わせた治療方法を一緒に検討してまいります。
クリニック情報
はしもと吹田アニマルクリニック
院長 橋本雄大
大阪府吹田市山田東2-10-3
駐車場有り(10台分)
吹田市・豊中市・摂津市・守口市・茨木市、
大阪市内からも車でのアクセス良好です!
- 関西発の症状別外来(かゆみ外来、せき外来)設置
- 得意分野: 皮膚科、呼吸器科、麻酔科、腫瘍科、外科
- 吹田市で最も愛される病院を目指すべく、日々研鑽に努めてます

