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ワンちゃん・猫ちゃんの「肥満細胞腫」について

2026.09.08

皮膚にできた「しこり」、そのままにしていませんか?

「愛犬・愛猫の皮膚に小さなしこりができている」
「最近、少し赤くなってきた気がする」

そんな皮膚の変化に気づいたら、注意が必要です。
そのしこりは、肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)などの腫瘍である可能性があります。

肥満細胞腫は、犬や猫の皮膚・皮下に発生する腫瘍の一つで、特に犬で多くみられます。

見た目が小さなイボやできものに似ていることもあり、良性のものと思って様子を見てしまうケースもあります。

しかし、肥満細胞腫は種類や状態によって進行の仕方が異なり、短期間で大きくなったり、周囲の組織やリンパ節などへ広がったりすることもあります。

皮膚にしこりやできものを見つけた場合は、大きさや見た目だけで判断せず、早めに動物病院で確認することが大切です。

肥満細胞腫とは

肥満細胞腫とは

肥満細胞は、アレルギー反応や炎症などに関わる免疫細胞の一つです。
この肥満細胞が異常に増殖し、腫瘍となったものが「肥満細胞腫」です。

【ワンちゃんの肥満細胞腫】

犬では比較的よくみられる腫瘍の一つで、中高齢の犬に多く発生します。
ボクサー、ラブラドール・レトリーバー、ビーグルなどは、発生が多い犬種として知られています。

皮膚にできることが多く、イボや小さなしこりのように見えるため、見た目だけでは判断が難しい場合があります。

また、

・急に大きくなる
・赤く腫れる
・触ると腫れや赤みが強くなる
・出血したり、潰れたりする

など、見た目が変化することもあります。

 

【猫ちゃんの肥満細胞腫】

猫では犬ほど多くありませんが、若齢から高齢まで幅広い年齢で発症する可能性があります。

猫の肥満細胞腫には、主に皮膚に発生するタイプと、内臓に発生するタイプがあります。
皮膚型ではしこりとして見つかることが多く、内臓型では脾臓や消化管などに発生することがあります。

皮膚にしこりやできものを見つけた場合は、見た目だけで良性・悪性を判断することはできません。
大きさや形に変化がなくても、一度動物病院で確認することをおすすめします。

要注意!こんな症状ありませんか?

要注意!こんな症状ありませんか?

肥満細胞腫は、発生する場所や進行度によって症状が異なります。
以下のような変化がみられた場合は、できるだけ早めに動物病院で診察を受けることをおすすめします。

・皮膚や皮下にしこり、腫れがある
・しこりが短期間で大きくなったり、形が変化する
・赤みや腫れがあり、気にしてかいたり舐めたりする
・しこりから出血したり、潰れたりする
・食欲がない、元気がない
・嘔吐や下痢などの消化器症状がみられる

特に、しこりが急に大きくなったり、赤みや腫れを伴う場合は注意が必要です。
見た目だけでは肥満細胞腫かどうか判断できないため、気になるできものを見つけたら早めにご相談ください。

診断と治療方法

診断について

肥満細胞腫が疑われる場合、まずは細胞診(細い針を使ってしこりの細胞を採取する検査)を行い、腫瘍細胞の有無を確認します。

さらに、必要に応じて病理組織検査やX線検査、超音波検査、CT検査などの画像診断を行い、腫瘍の性質や広がり、リンパ節や内臓への転移の有無などを確認します。

治療方法について

肥満細胞腫の治療は、腫瘍の発生部位や大きさ、悪性度、転移の有無などを総合的に判断して決定します。

【外科手術(腫瘍の摘出)】
根治を目指せる場合に選択される主要な治療法です。
腫瘍の性質や発生部位に応じて、周囲の組織を含めて切除します。

【抗がん剤治療】
腫瘍の進行度や転移の有無、手術だけでは十分な治療が難しい場合などに検討します。

【放射線治療】
腫瘍の場所や状態などによって、外科手術と組み合わせたり、手術が難しい場合などに選択されることがあります。

肥満細胞腫は、同じ病気でも腫瘍の性質や発生場所によって治療方針が異なります。
検査結果をもとに状態を正確に把握し、その子に適した治療方法を検討することが大切です。

早期発見・早期治療が大切です

肥満細胞腫は、見た目だけでは良性・悪性を判断することが難しい腫瘍です。
「小さいしこりだから大丈夫」と自己判断して様子を見ていると、病気が進行してしまう可能性があります。

当院では、皮膚や皮下にできたしこりの診察から、必要な検査、治療方針のご相談まで対応しています。
少しでも気になる変化があれば、早めにご相談ください。

【こんな症状があればご相談ください】

・ワンちゃん、猫ちゃんの体にしこりやできものを見つけた
・しこりが大きくなってきた
・赤みや腫れ、かゆみがある
・しこりから出血したり、潰れたりしている
・肥満細胞腫と診断され、治療について相談したい

小さなしこりでも、早めに検査することで病気の状態を把握し、適切な治療につなげられる可能性があります。

愛犬・愛猫の気になる変化がございましたら、些細なことでもお気軽にご相談ください。

クリニック情報

はしもと吹田アニマルクリニック
院長 橋本雄大

大阪府吹田市山田東2-10-3

駐車場有り(10台分)
吹田市・豊中市・摂津市・守口市・茨木市、
大阪市内からも車でのアクセス良好です!

  • 関西発の症状別外来(かゆみ外来、せき外来)設置
  • 得意分野: 皮膚科、呼吸器科、麻酔科、腫瘍科、外科
  • 吹田市で最も愛される病院を目指すべく、日々研鑽に努めてます
お電話06-6875-5735
順番予約
診療時間
日/祝
09:30〜12:00
16:00〜19:00

※休診日:水曜日
※受付時間は診察開始終了の各15分前です
※血液検査および画像検査
(レントゲンおよび超音波検査等)
予定されている方は
診察時間終了1時間前までにご来院ください。

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